明日から東京都立高校の推薦入試がはじまり、今年の入試シーズンも、佳境に入ってゆきます。私ども受験指導をする立場の者は、当日までやるべきことをすべてやり、前日受験生を帰宅させると、最後は「祈りの境地」に入ります。もちろん「祈る」というのは、最後の心がけで、それ以前に祈る必要のない「学力」をつけさせるのが、私ども受験のための教育機関の義務と実力であります。
しかし「結果」というものは、必ずしも受験するすべての人が願うとおりになるものではありません。受験生自身の当日の体調や精神状態、そして出題される内容(得意分野か否か)など偶然の要因も大きいので、「祈る」部分が生じるのも、ある意味必然的なこととなるのです。
そんな中で、「国語で得点を稼げること」は、受験を成功させる大きなポイントであるというのが、私と言問学舎の持論です。今年の大学入試センター試験の国語では、小説と漢文で、少々受験生の意表を衝く文章が出題され、平均点が大きく下がりましたが、多くの場合、国語は文章の読み方と選択肢の選び方が身についていれば、大きく失敗することはないものです。
もちろんそのためには、まず文章を読む力がきちんと備わっていなければなりませんし、出題される場合は文法なども、しっかり理解できていないといけません(あらゆる場合において、志望校の出題に対して必要な範囲でということです)。時間内に高得点をマークするためのテクニックと実戦感覚は、直前2、3か月ほどで鍛え上げますが、「総合的な国語力」を身につけてもらうためには、やはり1年以上は、欲しいところです。
その意味では、現高校2年生のみなさんは、ちょうど今ごろからきちんと国語の勉強をはじめるのが、不足なく総合力が仕上げられるタイミングとなります。中学2年生も同様、小学5年生は、少し遅いように思われるかも知れませんが、「国語の何たるか」を身につけて得点力を上げるためには、1年あれば十分です(受験の結果だけなら、半年で出しています)。
こうした言問学舎の国語指導の秘訣は、来る1月28日土曜日実施の第1回入塾説明会で、余すところなくご案内させていただきます。当日ご都合の合わない方は、個別面談を設定致しますので、ご遠慮なくご相談下さい。
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