非常にかんたんな、誰にでもできる「秘訣の①」をお教えします。それは・・・
「文章を読んでいる途中で、絶対に問題を見ないこと!」
正反対、あるいはそれに近い指導を受けている受験生が、かなりいるのではないでしょうか。でもこれは、基本中の基本です。
なぜなら文章は、最初から最後まで、確固たるつながり=脈絡をもって、書かれているのです。だから作者(筆者)が考え、記した軌跡を、途切れることなく受け止めて行かなければ、その文章に書かれている内容の骨格を、きちんとつかむことはできません。
それを、たとえば空所補充や、あるいは選択肢、はたまた漢字などなど、傍線、設問があらわれるたびに思考を途切れさせてしまっては、全体の文意がつかめるはずはありませんね。
良心的でレベルの高い試験ほど、この「全体の文意」をつかむことを求めています。その意味では、都立高校入試共通問題の国語は、「良問」だと言えるでしょう。
文章を「通し」で読み、本文に書かれている内容なのかどうか、正しく吟味する。これが国語における「得点アップ」の、根底となる方法です。
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