真冬のような寒さとなり、東京では観測史上初という11月の積雪となった、今週でした。まもなく12月。いよいよ冬も本番となって、受験生のみなさんには、カウントダウンの毎日であるとともに、ほんとうに、できるところで何とか力をつける余地がのこされた、最後の時期となりました。
ひと口に「受験」と言っても、中学受験、高校受験、大学受験と、それぞれに時期も違えば、視点も異なります。勉強の仕方やねらいどころも、それぞれ異なりますが、こと「国語」においては、比較的共通すると言っていい「秘訣」があることを、ご存じでしょうか。
国語は、問題集の問題をひたすら解いて、「解き方」を身につけるしかない。そのように考えている受験生、保護者の方が、多くいらっしゃると思います。一面、それは事実です。ただやはり多くの方が、「解き方」以前に「読む」段階で、まちがったやり方に慣らされてしまっている場合がありますので、そのことをお話しします。
もちろん、学習の仕方、問題の解き方に、「万人に合う100%の正解」などありません。ですから、今からお話しすることも、「絶対的に正しい」ということではないのですが、逆に、その正反対のことが、「絶対的に正しい」ように信じられていて、そのために多くの方が、国語のテストで得点が上がらずに悩んでおられるので、今日はその点についてお伝え致します。
↓ すぐ下の<下>につづきます。
カテゴリー別
日付別
概要
住所
東京都文京区西片2丁目21−12