センター試験に代わる新しい大学入試の共通テストは、現在のところ現中学2年生から、導入されることになっています。並行して指導要領の改訂も行なわれ、そのベースになる考えとして、次のことが示されています。
(1)基礎的・基本的な知識・技能
(2)知識・技能を活用して課題を解決するために必要な思考力・判断力・表現力等
(3)主体的に学習に取り組む態度
では「思考力・判断力・表現力」とは、どのようにしてはぐくまれるものでしょうか。もちろんさまざまな手法が考えられ、発信もされていますが、何よりもその「鍵」は、国語にあります。
言問学舎では、「ゆとり教育」の最終段階がスタートして2年目の2003年から、「思考力・判断力・表現力」を伸ばす国語指導を実践しております。ずっと好評をいただいて、今年夏から14年目に入りました。当初から提唱していた「音読と読解・表現の講座」が、それにあたります。
具体的なすすめ方は、以下の通りです。
ア.10分前後で読み終えることのできる物語を教材として、まずお手本の「音読」を聞かせ、同じ箇所を生徒が交代で音読する。
イ.オリジナルの読解シートの問いかけに対して答えを記述し、理解を深める。
ウ.シートでの記述をもとに、短い感想文を書き上げる。
この学習が、「思考力・判断力・表現力」を養うものであることはおわかりいただけると思いますが、さらに「主体的に学習に取り組む」姿勢にも、つながるものであります。成人の例ですが、今年「言問学舎の就活講座」で就職活動に成功した塾生たちは、面接に向けての準備・練習で、まさに「思考力・判断力・表現力」と「主体性」とを発揮して、内定を勝ちとりました。もちろん彼女たちがさまざまな局面で己を磨き、成長して来た結果ですが、彼女たちがまた小学生時代に「音読と読解・表現の講座」で長く学んだ経験を持っていたことも、まぎれのない事実です。
これからの時代に強く求められる、「思考力・判断力・表現力」と「主体性」、それを小学生の時から無理なくはぐくんでゆけるのが、言問学舎の「音読と読解・表現の講座」です。10月30日(日)の「日曜講座・第2週」では、小学4年生、5年生のお子さんたちに、この講座を体験していただけます(13:00〜14:00)。詳細は2つ下のお知らせをご覧下さい。
カテゴリー別
日付別
概要
住所
東京都文京区西片2丁目21−12