2015年6月より、YouTubeを利用して、「詩の朗読」をお届けしております。現在、58篇(一部、「歌唱」を含みます)を投稿済みで、佐藤春夫の「秋刀魚の歌」は、1年少々の期間に700人を超える方々にご覧いただきました。お目通し下さっているみなさまに、この場をもちまして改めてお礼を申し上げます。
さて、1年3か月ほどの活動において、高村光太郎の「レモン哀歌」は、最初に朗読、投稿したものであり、第1回であることと、時期的な面からも少々準備不足の面があり、リニューアルの必要を感じておりました。このほど、動画撮影の機会があり、あわせて懸案であった「レモン哀歌」朗読の撮り直しをも、実現することができました。
リニューアル版は、「小田原漂情 レモン哀歌」の検索でご覧いただけます。YouTubeのものをご覧下さい。
「レモン哀歌」は、教育出版版『伝え合う言葉 中学国語』2年(中学2年生の国語の教科書)に掲載されているほか、ひろく中学・高校の国語の授業で、学ばれる作品です。また日本の近代詩の中でも最高傑作といわれる作品のひとつであり、それだけ人口に膾炙(かいしゃ)している作品でもあります。中・高生のみなさんの勉強のお手伝いとしてはもちろんですが、保護者のみなさまを含め、高村光太郎の詩作品を愛読される多くの方々の読解・鑑賞の手がかりのひとつとしても、なにがしかのお役に立てれば幸いに存じます。
また近々、言問学舎のご紹介動画と、高校生の方たちに好評の国語力養成サイト『国語力.com』も、リニューアル致します。時期としては、今月末から来月上旬というところを、目処としております。いずれも公開でき次第お知らせ致しますので、いま少しの間、楽しみにお待ち下さい。特に『国語力.com』については、現在すべての記事をスクロールして読まなければならないところを、「作家別」などに構成し直しますので、飛躍的に見やすくなることでしょう。
その『国語力.com』では、現在夏目漱石の『こころ』について考察した記事が、「国語教室 近代」のトップに掲載されております。中間テスト対策にご活用下さい。また10月23日(日)には『こころ』を中心とした高校2年生の中間テスト対策「日曜講座」(無料体験授業扱い)を開催します。ぜひご参加下さい。詳細は、一つ前のお知らせをご覧下さい。
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