夏休み前に相談があり、それまで大手塾で勉強していたF君が、どうも今の塾のやり方や先生と合わないのではないかということで、言問学舎に来ました。受験まであと半年の時期ですから、コトガク式に慣れることはもとより、結果も早く出してもらわなければなりません。すでに言問学舎で学んでいた子たちとのバランスなど、最初は気をつかいましたが、案ずるより生むが易し。もともと同じ小学校の仲間たちでもあり、少人数で緩急バランスよく進行する授業にすぐなじんでくれ、受験まで順調に、成績も上がって行きました。
2月の入試本番では、巣鴨と本郷に合格。闘志をストレートにぶつけるタイプでしたから、当初の第一目標であった巣鴨中に進学しました。その後言問学舎でふたたび勉強する時期をもすごし、今は東大生として、言問学舎の教務面を盛り立ててくれています。
高校3年生のGさんは、玉川大学農学部への進学が第一の目標でした。ご相談があったのは、夏期講習の中ごろ。とにかくこの時期は、残り時間が限られており、その中で、志望する大学に合格するため、できることは何でもしなければ、という時期です。
この人は、とにかくすべての項目について(志願書を含めると全体でA4判10枚ほどもあるコミュニケーションシート=エントリーシートです)、ひとつひとつの内容を、自分の考えできちんと書いて来てくれました。それをもとにして、私の方から、文意として伝わりにくいところ、また大学側の求めに対して、受験生本人の考えはどうなのかといった点を、逐一チェックして、確認、修正して行ったのです。
Gさんが合格できたのは、かなり厳しい内容を求めているエントリーシートに対して、そもそもの自分の考えを、自分なりにきちんと書き上げた点にあると思います。多かれ少なかれ、指導する側が提出書類にアドバイスすることはあるはずですが、結局のところ、それが受験生自身の「深いところ」から出て来ているのでなければ、良い結果は望みにくいでしょう。Gさんのケースでは、本人が志しているところを、余すところなく大学側に伝えるお手伝いができた、その部分で、言問学舎が力を発揮できたのではないかと考えています。
夏休みは大きな勉強のチャンスです。幅広い指導のノウハウを持つ言問学舎で、実りある夏休みを過ごしませんか。次回説明会は7月2日(土)・3日(日)の土・日開催です。
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