3月も残りわずかとなりました。いまネットで検索してみると、小石川後楽園の桜は満開、六義園が五分咲きという情報で、言問学舎のある文京区周辺は、都内でも開花が早い様子です。先週末にお花見を計画しておられた方も多かったかと思いますが、まさに在原業平の、次の歌の心境だったのではないでしょうか。
世のなかにたえて桜のなかりせば春の心はのどけからまし
(大意)桜の咲く季節が近づくと、今年の花はどうだろう、きれいに咲くだろうか、自分は十分に見ることができるだろうか。咲いたあとは、いつまで盛りを保ってくれるだろう、すぐに強い雨や風で、散ったりしないだろうか。そして今年こそは、今までに詠んだことのないみごとな桜の歌を、詠まなければ、などなど、自分の心をまどわせることが重なって、気の安まるいとまもない。こんなことなら、いっそ桜というものが、きれいさっぱりこの世からなくなってしまったなら、どんなに落ち着いて、春という季節を過ごすことができるだろう。
言問学舎の今年の受験の結果については、すでにご報告済みですが、合否とは別に、うれしい知らせが届きました。
それは、今回都立小山台高校に合格した受験生が、得点開示の結果、国語では狙い通り100点満点を取っていたという報告でした。自己採点段階から、漢字と選択肢は全問正解とわかっていましたが、大問4の200字の記述も、減点されることがなく、10点満点をもらえたということになります。彼の「国語で満点」は、もとよりその方針で対策授業を行なった、すなわち「狙っていた」ものではありますが、ただでさえ緊張する入試当日、しかも一教科目の国語で、実力をきちんと出し切れたのは、立派なことだと思います。
かねてより言問学舎では、「都立の国語は満点をとろう」ということをうたって来ましたが、得点開示で実際に100点満点を取ってくれた受験生が、その方針の正しさを実証してくれました。来春の入試でも、あとにつづいて国語で満点を取り、受験を成功させようという中3生を、お待ちしています。まずは春期講習での体験授業から、言問学舎の指導の良さを体験して下さい。
※春期講習の日程・費用等は、言問学舎ホームページの「春期講習」ページ内、「今回の講習の特徴はこちら」よりご確認いただけます。
◇電話番号は以下の通りです。
03‐5805‐7817 「エキテン を見た」とお伝え下さい。
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◇国語全般の勉強に関しては、店舗情報詳細のURLより、「国語力.com」を、あわせてご覧下さい。
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