新しい学年になって最初の1ヶ月である4月が、明日で終わります。そして高校生のみなさんにとっても、楽しいゴールデンウィークですね。とはいえ特に3年生は、大学受験に備えながら、連休が明ければほどなく中間テストということで、遊んでばかりもいられない、といったところでしょうか。
言問学舎が運営する国語の勉強のためのサイト『国語力.com』では、各学年の教科書に共通して載っている近代日本文学の名作(小説)について、高校生のみなさんがその内容を読み解くお手伝いとなる読解の指針を掲載し、好評をいただいております。
先日、高校1年生のみなさんのために、芥川龍之介の『羅生門』のご案内を致しましたが、2年生は中島敦の『山月記』、3年生は森鷗外の『舞姫』が、1学期の中間から期末にかけて、多くの高校で履修する対象となることでしょう。
『舞姫』は完全な文語、『山月記』は文語ではありませんが、冒頭が漢文訓読調の難しい文体で、文章を読むこと自体、今の高校生のみなさんには、かなり大変なことだろうと思われます。またそれぞれ、主人公の豊太郎(『舞姫』)、李徴(『山月記』)の心情を読みとることも、易しいことではないのではないでしょうか。
そして、高校の国語の授業では、多くの場合、文章を前半からていねいに解釈、解説していくことと思われます。微細な表現まで教わることができるという点ではすばらしいことなのですが、場合により、人によっては全体像がつかめなかったり、骨格の部分が読みとれなかったりすることもあるでしょう。
ですから、それぞれの作品が始まるころになったら、ぜひ一度、教科書の作品を通しで読んで、それから『国語力.com』を読み、骨格をつかんだ上で、学校の授業に臨むようにしてみて下さい。きっと、より深くそれぞれの作品を味わうことができ、中間テストでも良い点が取れることでしょう。『国語力.com』は店舗情報詳細のURL2からご覧いただけます。
なお現在、「国語教室 近代」は、学年順に『舞姫』5篇、『山月記』5篇の順に掲載してあり、『羅生門』5篇は2ページ目の冒頭からの掲載となっています。高校1年生は、お手数ですが一番下までスクロールして、2ページへおすすみ下さい。
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◇国語全般の勉強に関しては、店舗情報詳細のURLより、「国語力.com」を、あわせてご覧下さい。
連休明けから、土曜日にこれらの作品を主対象とする国語の特別無料体験授業を行ないます。今後のご案内にご注目下さい!
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