言問学舎では、小学生対象の読み物を作家である舎主・小田原漂情が書き下ろして、「音読と読解」の授業に使用しています(高学年で年間の3割ほど)。対象とする生徒の年代にあわせて書いてあるので、読みやすく、また「こうしたことを感じ取って欲しい」というねらいを定めて書いているため、生徒たちの読解力を引き上げるのはもちろん、心の成長につながるものとなっていることが、大きな特色です。
今日の標題は、高学年用に2年前に書いた物語のタイトルです。言問学舎をご紹介する動画の中で、子どもたちが読んでいる作品です。
店舗情報の「動画で紹介 言問学舎」をご覧下さい。
先日久しぶりに、5人の6年生たちと、この作品を使っての授業を実施しました。その時生徒たちが書いてくれた感想文の一部を、抜粋してご紹介させていただきます。
「この物語を読んで、前半は悲しい思いになり、後半はがんばって、という気持ちになりました。」
「この物語は、最初は悲しい。後から楽しいという変化があり、とてもすごい物語だと思います。(中略)私もいつかこんなことをしてみたいという好奇心を持ちました。」
「登場人物の思い出を読み手にも想像させ、読み手自身がその世界に入って、一緒に冒険をしているように入りこめる物語だと思います。」
このように、書く側の意図したところをきちんと読みとってもらえるのは、書き手としてまずありがたいことですが、国語を教える立場から見ると、やはり言葉の持つ力をしっかり伝えることに、国語指導の要諦があることを、改めて感じます。
動画を見ていただくとわかりますが、真剣に音読をする時の子どもたちは、実に熱心で、素直です。こうした時に、日本語の「ひびき」が子どもたちの心をとらえ、国語力や思考力、感性を伸ばすきっかけが作られます。そして文章を書くことで、論理的思考力もまた、養われてゆくのです。
こうした国語の授業を、まずは無料体験授業でお試し下さい。既設の時間割のほか、ご都合にあわせての設定も可能です。お問い合わせはメール、電話、Web予約システムで、随時受け付け致しております。
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