高校3年生は、いま私立大学一般入試の真っ最中ですが、高校2年生のみなさんは、間もなく学年末テストですね。例年のことですが、この3学期も学年末テストで、夏目漱石の『こころ』が範囲となっている学校が多いようです。
『こころ』は、漱石の後期三部作の最後の作品で、「名作」として広く知られているほか、いろいろと取り沙汰されることの多い小説です。が、漱石の代表作であり、現在の、そしてこれからの若い人たちにも、ずっと読んでもらいたい作品であると、私は考えています。
さて、多くの高校生の方が読むのは、「現代文」の教科書に掲載されている、「下 先生と遺書」の中の、「K」にまつわるくだりだろうと思います。
いまの高校生のみなさんには、文章がすこし古めかしく感じられるであろうこと、全体ではなく、教科書の部分だけを読むことから、前提となる「先生」と「K」、また「御嬢さん」、「奥さん」とのかかわりがわかりにくく、読み解くためのポイントや、試験の押さえどころなども、つかみにくい部分が多いかと思います。
言問学舎では、一昨年から、「国語の勉強をお手伝いする国語専門サイト・国語力.com」を運営しており、近代と古典を中心に、ひろく高校生のみなさんの国語の勉強に役立つ記事を、掲載しております。『こころ』については一昨年から、教科書掲載部分を読み解く「本篇」を、昨年から、全体の読解の補助となる「補遺」を加えて、たくさんの方にご覧いただいております。今回、『こころ』が試験範囲で、まだ「国語力.com」をご覧になっていない方は、今すぐご覧下さい。
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