経過
0歳のときにベッドから落下して、ベットと壁の間で頭を壁に打ち付けて挟まり、首、背中、が屈曲した状態になりました。
0歳なので、背骨を支える力がまだない状態の筋肉です。大きなゆがみの調整を行いました。
今回
その後、4歳となりました。
保育園で体の大きい人に押され、後ろにバタンと倒れ、肩や頭を打ったそうです。翌日4年ぶりに整体にお見えになりました。
最初の20~30分は痛がっていましたが、最後の10分15分は痛くないと言っていました。同じところを同じ圧力(指先点押し)は変わらないのにもかかわらず。
最終的に、固い筋肉を探して、どこを触っても痛くないよう状態になりました。
気になるところ。
脊柱起立筋群の左右の長い筋肉に、ベースの弦をピーンと張ったような固さが残っていて、そこを押しても痛くないと。
これは過去に受けた衝撃が固まった状態です。筋肉に強い衝撃を受ける方にのみ見られます。このような固さが全くない人もいらっしゃいます、(経験上)そういう方は、1回の整体で症状が消滅します。
話を戻します。背中の左右にピーンと硬い弦のような筋肉があり、これが将来成長して、大きい歪みを作っていく、または「ストレートネックを作っていく塊となる筋肉の元」なのかな、と将来を予想しました。手の感覚を頼りに、筋肉の固さを感じ取ることと、お聞きする寝相から、4歳の子の将来の運動能力を予測しました。
このような「ベースの弦のような筋肉」を完全に取り除き、柔らかい状態にすることができるのですが、痛みの症状がないのにもかかわらず、通ってもらわなければ取ることができないのは、いかにお伝えしていけばいいのか、悩みどころです。
