ちょうじ
居酒屋
千駄木駅から徒歩3分(180m)
最初この店の前を通ったとき 「あれ? どこかで聞いた名前だわ…」 それもそのはず、国民的俳優高倉健主演映画のタイトルだった! 以来、この店の裏手、崖地を利用した須藤公園を散策して 不忍通りへ降りてくる都度 視野に入っていた。 営業時間が深夜から翌朝までというのも 変なの…、というようにインプットされていたのだった。 そんなとき、姉が夫君と大喧嘩をして深夜に飛びだしてきた。 飲まないではいられないと言いだされ 時間が時間、開いているお店なんかない、と言いかけて思いだした。 営業しているかどうか自信はなかったがタクシーを拾った。 やっていた!! 深夜2時を過ぎていたのに、だ。 店内は常連さんばかりではなさそうな雰囲気だが そこは居酒屋。丑三つ時でも賑やかなこと!! 古民家に似せたといえそうなこぢんまりと薄暗い店内で驚かされたのは 壁一面に張り出されたサワーメニューの多さ。 それも、とんでもない名前がずら〜〜ッ。 というより、とんでもないものを焼酎にまぜるのだ。 味噌汁、ミルクをかけた苺、あんみつなどなど どれも缶なのである。 つまり缶入り味噌汁のプルトップを引いて ダバダバっと、焼酎のグラスに空けてかき混ぜるのである。 怒り狂っていた姉も これには度肝を抜かれたらしく しばし愚痴をそっちのけで、色々な種類を試しては 「へぇ、案外悪くないのね」なんぞとのたまわっておったわけで。 正直、わたしにはどうもなじめない気分だったが まずはご機嫌を直した姉への効用とか 物珍しさにおいてははなかなかのものと お店の評価に加えておいた。
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