オウライドウショテン

往来堂書店

3.39
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こだわりの詰まった魅力溢れる本屋さん

5.00
投稿日

不忍通り沿い、日医大に向かう坂との交差点のあたりにある本屋さんです。
お店は小さく、書店というより本屋さんと呼びたくなる雰囲気。
でも、ごく普通の本屋さんと思って何気なく入った本好きの人は、きっと驚くのではないかと思います。

なぜなら、並んでいる本のチョイスが絶妙だから!
限られたスペースなので、新刊や話題の本以外は、普通は出版の新しいものや人気のある作家の本、定番の雑誌などがメインになると思うのですが、こちらではそこが違います。
人気のもの、お客さんが探しに来そうなものもある程度押さえつつ、大型書店では埋もれてしまっていそうな本、話題性があるわけではないけれど、充実した内容の骨太な本、古い作家の隠れた名作、思わず手に取ってみたくなるタイトルの本などなど、店主さんの独自のセンスが光りまくっているのです。


ジャンル分けも興味深ければ、そのジャンルの中での本の並べ方、隣の棚への移行の仕方も素晴らしい!
おそらく本好きの人はう〜んと唸ってしまうようなセレクト、読書家の本棚を覗いているように思える店内に、店主さんの本への深い愛情をものすごく感じます。
こういう本屋さんってなかなかないんじゃないかなあ。
それでいて、インテリ以外お断りというような入りにくい雰囲気はなく、本好きだけでなく近所のお年寄りや子連れのお母さんなどが普通に利用しています。

でも、やっぱり本好きな人にはわざわざ足を運んでみてほしい本屋さん。
とにかくどの本も面白そうで、棚を眺めているだけでわくわく。
次に何を読もうか迷っている時などにも、新しい世界へのヒントがもらえたり、本とのいい出会いがあるんじゃないかなあと思います。
普段はなかなか手に取ることのないジャンルの本も、ここでは思わず心惹かれたりすることも多いです。


地元民にとっては、夜遅くまで(変わっていなければ23:00まで)開いているところも嬉しいポイントですね。
また、毎週「往来っ子新聞」という手書きのフリーペーパーも発行されていて、週間売上ベスト10(ここでも本屋で推している本が入っていたりして面白い)やスタッフオススメの本の紹介など、手づくり感溢れる内容で、ちょっとした楽しみになっています。

7
Tornedo M
Tornedo M さん

新旧、売り上げ、人気を問わず本を置く

4.00
投稿日

根津神社と日医の間の坂を下りて
T字路になる不忍通りをすこし左へ行った右側
大きな本屋ではありません

歩道まではみ出すようにワゴンに本が並び
この光景は格別珍しくもないんですが…

が、です!
ご主人の書店主としての姿勢には
「オッ!、オッ!!」というものが感じられます

それが何かというと
最近ではネットで書籍の取り寄せは当たり前になった時代
それを否定はしないが
やはり町中の、ごくフツーの本屋で
直に書籍に触れて
本を選び買って貰いたいというものです

だから新刊旧刊を問わず
良いと思えるものは店に揃えておこうとされていらしゃいます
ご自身が書籍に大変こだわりを持っていらっしゃるからでしょう
不明なことがあれば快く応じて下さり!

入院を余儀なくされておられる日医の患者さんなど
お見舞いに行かれる方にも
場所柄と、ご主人のこだわりに
この書店はよろしいのではないかとお勧めします


6

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概要

店舗名

オウライドウショテン

往来堂書店

ジャンル

電話番号

住所

東京都文京区千駄木2丁目47-11

アクセス

最寄駅
バス停
  • 千駄木二丁目から28m (徒歩1分)

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