トンカツトキワ
とんかつ
護国寺駅から徒歩6分(450m)
大塚3丁目の交差点角で40年以上続くカレーととんかつの店「ときわ」。このエリアは、昔の町名が大塚仲町で、豊島区ではなく文京区に位置します。不忍通りと春日通りが交差する角にあり、都心から来ると左側にあります。戦災や震災を免れた地区で、最近まで味のある建物が残っていましたが、最近は減少しています。 春日通りを下ると川越街道、登ると上野広小路に至り、不忍通りは不忍池近辺から始まり、文京区目白台が終点です。上野近辺がスタートの道で、上野広小路は奥州街道との追分となります。 そんな歴史ある場所にある「ときわ」は、少なくとも40年は頑張っているとんかつとカレーライスの店です。8月初めの18:30頃に訪問しました。先客は地元の男性数人で揚げ物とビールを楽しんでおり、少しアウェイ感がありましたが、先客が帰った後にカウンターに座りました。その後も男性の一人食べ客が2人入店。女性客は見かけませんでした。 メニューは壁に貼られており、基本的にとんかつを中心とした揚げ物とカレーライス、カツカレーがメインです。とんかつかハンバーグの定食にビール1本が付いたセットが1200円で、これが売れ筋のようです。 注文したのは「カツカレー」。サラダと味噌汁が付いて700円はコスパが良いですね。カレーの辛さを聞くと、辛くないとのこと。辛さ増しには対応していないそうです。店主の江戸っ子下町気質のべらんめぇな会話も懐かしく感じました。 調理が終わり、出てきたカツカレーは家庭的な味わい。カレーは昔ながらのSBの赤いカレー粉を使ったような家庭的な味で、少し辛さもありました。楕円形の皿にご飯を盛り、揚げたてのカツを乗せて半分だけカレーソースをかけ、福神漬けを添えたもの。味噌汁は茄子入りで丁寧に作られており、サラダはキャベツの千切りとレタス、少しのマカロニサラダが付いていました。卓上の白いフレンチドレッシングで頂きました。 全体的に昭和の香りが漂うカツカレーで、700円としては大満足の内容でした。
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