どうも、こんにちは!上里みまち整体院です!
ブログの投稿を全く忘れておりました、、、
ここ最近、通っていただく患者様に、サッカーやラグビー選手の方が多くなってきました。
このような種目の場合、避けて通れないのが足回りの怪我です。
格闘技やコンタクトスポーツなどで発生することが多いのが、膝内側側副靱帯(ないそくそくふくじんたい)の損傷です。
そもそもその靱帯は何をしているのか?
靱帯の仕事は、関節をより安定させるためにあります。骨同士で噛み合っている関節はそれだけでは外からの衝撃には耐えられません。
周りに筋肉がありますが、筋肉は力を入れれば硬くはなりますが、不意な衝撃が加わる瞬間に力を入れることはほぼ不可能です。
そこで靱帯が活躍をしてくれます!
靱帯はかなり硬い繊維です(イメージは筋肉がゴムであれば、靱帯はワイヤー)
なので不意な衝撃が加わったとしても関節を守ってくれます!
ただその衝撃が強過ぎてしまうと、損傷(ケガ)をしてしまうわけです。
膝の靱帯の損傷で1番多いのが内側側副靱帯なのですが、
”膝を内側に強く押し込まれた時”に発生します。(経験がありますが耳の横でバキバキっと音が鳴ったような感覚があります)
損傷には3段階の程度があります 1度、2度、3度と別れます
・1度では靱帯の一部の損傷で、損傷した場所に限定して痛みと腫れが見られ
・2度では靱帯の部分的な損傷(半分切れて半分繋がっているなど)、かなりの痛みと腫れ、内出血が見られます
・3度では靱帯が完全に切れてしまっている状態で、激烈な痛みがあり、膝が不安定(グラグラ)になります。
基本的には、内側の靱帯を単独で痛めてしまった場合、保存療法になることが多いですが、他の靱帯や半月板などを複合で怪我をしてしまうことがあり、そのような場合は手術が必要になります。
軽い程度のケガの場合運動を中止したくない学生さんも多いと思います。
練習をしながらの場合(おすすめはしたくないですが💦)しっかりとテーピングやサポータなどで関節を守ることと、練習後や日常でもしっかりとケアをしていただきたいです。
今の瞬間だけを切り取ると確かに練習を休めないと焦りますが、場合によってはしっかりとケアをしない、休まないことによって、その後の人生で体のことで長く悩んでしまうことだってあります。

膝の怪我はまだあります!
前十字靭帯(ぜんじゅうじじんたい)
この靱帯は関節の中に存在し、膝を構成する骨の大腿骨と脛骨(けいこつ。 すねの骨)を繋ぎ止め、関節を安定させる靱帯です。
前があれば後ろの後十字靭帯というものもありますが、こちらを痛めてしまうことは
少ないため今回は割愛します。
前十字靭帯の損傷はバスケットやサッカー、スキーなどのスポーツ中に発生することが多いです
ジャンプからの着地、方向転換、急停止時などに発生しやすいです。
その他コンタクトスポーツや交通事故などでも発生します。
受傷時には膝の痛みや、ブツっという断裂音(ポップ音)が聞こえます。
受傷後に痛みは徐々に軽減してきますが、代わりに膝関節の腫れが出現します。
*受傷時のエネルギーが強いと、内側側副靱帯、内側の半月板を一緒に損傷してしまうこともあります、その場合は確実に手術対象になります。
この怪我も態度によりますが、軽症であれば局所の安静、膝絵の負担を減らし膝を動かせるようになったら、ももの前の筋肉である大腿四頭筋などの筋力訓練を行います。
重症例または、損傷後長期経過後に膝くずれ(歩いている時などに急に膝の力が抜けてしまう症状)
が見られる場合、手術の対象になり、靱帯再腱を行います。
内視鏡下での手術がほとんどなので傷はそれほど目立たないでしょう。
スポーツ時に多い怪我です、学生さんなどに多い怪我であります。
靱帯の損傷は軽い怪我で済まない場合もありますので、本人もそうですが、周りの監督コーチ、親御さんは
ぜひ注意して見守ってあげてください。
学生でスポーツを行える期間は限られていますので、怪我で悩んでしまうことのないよう願っております😌
お身体の不調やお悩みなどございましたら、ぜひご相談くださいませ!
全身全霊でご対応いたします!
上里みまち整体院
