営業時間
- 本日の営業状況
- 11:00〜17:00
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11:00~17:00 |
口コミ
佐賀のラーメンで検索していると、「関東軒」というお店に行き当たりました。
醤油ラーメンが旨い店ということで、評判はかなり高く期待が膨らみます。
九州のいわゆる「とんこつラーメン」を食べ続けていると、ときに「醤油ラーメン」を無性に食べたくなることがあります。
これは、私が幼少時に「サッポロ一番」や「チャルメラ」、「出前一丁」を食べていたからかもしれません。
昭和40年代半ばから昭和50年代前半にかけて、九州の茶の間で食されていた「ラーメン」は、今で言うところの袋麺、つまりインスタントラーメンであったのです。
その当時、標準的なラーメンは醤油味であり、その後「味噌ラーメン」や「塩ラーメン」というのが登場してきますが、「とんこつ」などという名称はまだありませんでした。
このように一般的に「ラーメン」と称されるものは、醤油ラーメンであったことから、私の心の奥深くにも「醤油ラーメン」をソウルフードとして受け止めている部分があるのだろうと思います。
さて、今回の「関東軒」。ネットで検索していると、「惜しまれながら閉店しました」などという書き込みにぶつかりました。
期待が膨らみすぎていただけに、この書き込みを見たときにはずいぶんと失望したものです。ところが、先日唐津で某「一黒●」ラーメンを食べた帰り道に「関東軒」の看板を見つけたのです。
閉店という言葉の直後、その復活店を見つけた時の喜びは筆舌に尽くしがたいものがあります。当然のことながら日をおかずにこの「関東軒」にお邪魔しました。
店前の駐車場には車がほぼ満杯。
店内も8割ほどの入りで、偶然空いた二人がけのテーブル席に同僚と座ります。
愛想の良いお姉さんがお冷やを持って注文を取りに来ますが、はじめてのお店なのでじっくりメニューを観察します。
品書きには「支那そば」と「ラーメン」とあります。
解説文を読んでみると、「支那そば」というのは醤油ラーメンで、「ラーメン」はトンコツのようです。
私は迷わず「支那そば」。同僚は「ラーメン大盛り」。
「支那そば」なんて、某国の過敏な関係者が聞くと問題になりそうなネーミングですが、私のイメージは昭和時代の懐かしい中華そば。つまり透き通った褐色のスープに縮れた細い麺。具はチャーシュー、ナルト、シナチク、ネギ。鶏がらベースの奥深いちょっとしょっぱい味。
お隣の席でお客が無心に啜っておられるのは、そんな感じのラーメンです。
ああ、期待で胸が膨らみます。
間もなくして運ばれてきた「支那そば」は、想像していたとおりの昔ながらの中華そば。
残念ながらナルトは入っていませんでしたが、大ぶりのチャーシューが2枚も入っています。
麺を持ち上げてみると、熱いスープが絡んだ細い縮れ麺が香りの良い湯気と共にリフトアップ。思わずそのままフーフーして啜りこみます。
「旨い!」
魚介系の味はしません。鶏ガラを丁寧にアク抜きしながら煮出したと思われるコクのある黄金スープは、縮れ麺とベストマッチング。
厚切りのチャーシューも肉の旨みが保たれており、噛むと口の中に肉汁が広がります。
「ラーメン」を食べている同僚は、「見た目よりも、かなりあっさりしている」と評しており、店に置いてあった辛し味噌のようなもので味を調節して食べていました。
お客の様子を見ていると、7割くらいの人が「支那そば」を注文しているようでしたので、皆さんはやはりこの支那そば目当てで来店されているのでしょう。
支払いのとき、お姉さんに「関東軒は閉店したと聞いていたけど」と話しかけてみると、先代がお亡くなりになって一度閉店したのが、地元ファンの後押しで弟子により復活を遂げたのだとか。まるで映画「UDON」と同じじゃないですか。
地域に根ざした旨いラーメン屋。今後もますます繁盛することを願って店を後にしました。
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概要
店舗名
カントウケン
関東軒ジャンル
電話番号
住所
アクセス
営業時間
- 営業時間/定休日
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月
- 11:00~17:00
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火
- 11:00~17:00
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