外観は昔の映画やCDのポスターなどで埋め尽くされて、中の様子が見えないので、少し入るのに勇気がいりました。
店内も同様に、一昔前の郷ひろみや小泉今日子、アバなどのCDポスターがあらゆる場所に貼られています。
その世代の人たちにとっては、タイムスリップしたような懐かしい気持ちになるのではないでしょうか。
注文時、気さくな店主さんによると、あったかいテリーヌと、冷たいテリーヌがあるとのこと。
私は熱々のテリーヌメニューから牛肉の柔らかカヌレ風(1200円)、母は冷たいメニューから、海のテリーヌ(850円)なるメニューをオーダーしました。
まず、出てきたのは前菜。
きゅうりが♡になっているのが可愛らしい。
生ハム、クリームチーズや、メロンなどのほかの食材も入っており、あっさりめのドレッシングソースがよく合います。
次に出てきたスープは、一口目は混ぜずに召し上がりください、と言われ一口すくって飲んでみると、確かにおいしい。
とても濃厚で、酸味はトマト、とろみはじゃがいもからきているのか、これもおいしい一品でした。
さて、メインに出てきた私の牛肉柔らかカヌレ風のボリュームにびっくり。
肉の量も女性にとっては多いように感じましたが、何よりその上にのってきた大豆の量に驚き。
全部食べたらお腹が満腹になりました。
牛肉は本当に柔らかく、口の中でほろほろとほぐれます。
ところで、テリーヌって、熱々のものは溶けてスープのようになるんですね。
知らなかったので、テリーヌが入ってないと思い、最初は間違ったものをオーダーしたのかと思ってました。
これもテリーヌなのだと、今回は勉強になりました。
ライス/パンの選択では、店長さんのオススメのようだったのでパンを頼みました。
この熱々のテリーヌにつけて食すととても美味しかったです。
母の海のテリーヌは見た目がとってもきれい。
サーモン、ツナ、えびなど海の幸が入っており、周りには、ニンニクの香りかな?アクセントの効いたグリーンのソースが。
色合いがとても素敵でした。
いつもテリーヌは、前菜で薄いスライスを食べる程度なのに、こんなに分厚いテリーヌは初めてです。
母はライスを頼んでいましたが、こちらは玄米のリゾットのようなものでヘルシーでした。
どちらにも共通していたのは、ブロッコリー、人参、ピーマン、かぶ、茄子などの野菜。
甘くて、歯ごたえもちょうどよく、野菜好きな私としては、この食べれる野菜の種類の多さに感動しました。
野菜の甘さは、どうやら塩の使い加減がコツのようです。
店長さんにこっそり教えてもらいました。
食後にはデザート、ウィンナーコーヒーもついており、このこだわりで、この値段は確かにお安い。
結構、食後はもったりとお腹にたまった感じがするので、テリーヌが苦手な方はほかにもニョッキなどのメニューもあるのでそちらを注文されてもいいかも。
テリーヌが好きな方は、一度足を運ばれてはいかがでしょう。