ドローインという呼吸法は、「お腹をひっこめる」ことで体幹のスイッチを入れ、インナーマッスルを鍛えます。
ブレーシングというエクササイズは、「お腹を固める」ようにして体幹筋群を鍛えていく方法です。
日常生活で必要となる腹筋群はドローインで鍛えられる腹横筋のみならず、そのほかの腹筋群が協力して働くことが重要となります。
例えば布団から起き上がったり、重いものを棚に置いたりする場合にお腹をひっこめながら行うのは難しいと思います。
どちらかというとお腹にグッと力を入れて起き上がったり、持ち上げたりしますよね?
寝ている状態での腹圧は通常呼吸で2.4mmHgであり、深呼吸時で2.9mmHgとしており、
腹筋に力を入れて(いわゆる、息む)呼吸すると12.6mmHg(呼気時)~17.1mmHg(吸気時)となったとされています。
実際にドローインとブレーシングの比較研究は多く行われており、ブレーシングのほうが腹腔内圧を上げ、体幹を固定するのには適しているという結果がほとんどです。
やり方
・仰向け/座った状態で息を深く吐きます
・最後まで吐き切る1/3あたりでお腹が硬くなるのを確認しましょう
つまり深呼吸となります!
これを様々な姿勢で行うことが大切になっていきます。
体幹筋力が弱くなる/うまく働かなることとで、関節に負担がかかってしまいます。
関節を痛めてしまう前に正しくエクササイズを行い、関節疾患を一緒に予防しましょう!
いつまでも歩き続けるためにはまず身体が健康でなければなりません!
上記を意識して疾患を一緒に予防しましょう!
