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山形県鶴岡市にあるこちらの羽黒山は、出羽三山のひとつと教えられる羽黒山の山頂にある三山の神様を合祭した三神合祭殿があって、参道には、平将門の総研と伝えられている五重塔もそびえている神秘的なスポットです。
その羽黒山の建物の中にある「斎館」で、精進料理を頂けました。
遠い昔に山伏が山の中で生き抜いていく為に編み出されたというのが、精進料理のルーツなのだときいて、ほーっと感心しながら頂きました。
山の幸を様々な工夫で美味しくお料理された精進料理は、お野菜だけとは、思えない豪華なお膳でした。立派な塗りの御膳で一人一人提供して下さって、天ぷら、田楽、煮物と少しづつ小分けになっていてとても食べやすく、おいしかったです。
出羽三山のひとつ、羽黒山の参道の三の坂を登ってしばらく行った、左側にあります。
かつては、華蔵院と言われていて、１７世紀に再建された正穏院、智憲院と共に三先達寺院のひとつでもあり、かなり由緒があります。
明治の神仏分離の際神社の「斎館」として残ったそうです。
斉館の建物は威風堂々として歴史を感じました。
内部は、昔、山伏修行僧たちが祈祷した神前の間をはじめ、風格ある空間が広がり凛とした雰囲気が素敵です。
現在は、宿坊として利用されています。
宿泊だけではなく、食事のみの利用も可能です。
羽黒山をのぼって参拝してくる方に人気なのが、予約制の精進料理です。
昔から羽黒山に伝わりる料理で、現在も斎館の膳のメニューとして出されているものだそうです。
羽黒山を上って参拝する途中に、休憩を兼ねて、この伝統の精進料理をいただきました。
旬の山菜や野菜などを中心とした料理が数品と、ご飯、御汁、漬物などが付き、味はとても美味しかったです。
料理の品数によって、料理の値段は変わります。
羽黒山に参拝し、ヘルシーな精進料理もいただき、身も心もなんだか、すっきりした気持ちになれました。
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