うつと「熱循環」の関係
うつ病は心だけでなく、体にも影響を与えます。実は、心と体のバランスが崩れると、体の「熱の巡り」もうまくいかなくなり、疲れやすくなることがあります。
通常、体は食べたものや呼吸から得た力で温かさを保ち、汗や呼吸で余分な熱を外に出します。しかし、ストレスや不安が続くと、この熱の巡りが乱れてしまい、体の中に熱がこもったり、逆に冷えやすくなったりします。これが、うつの症状として体のだるさや冷え、疲れを感じる原因の一つです。
熱の巡りを良くするためには、適度な運動やリラックスする時間が大切です。また、規則正しい生活やバランスの取れた食事も、心と体の状態を整える助けになります。自分を大切にしながら、少しずつ体と心の調子を整えることが、うつからの回復につながります。
さっぽろ心灯はり・きゅう院
