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大石田駅から徒歩21分(1.6km)
山形県は大石田町。 みちのくの旅の中で寄らせていただいたところでございます。 山形県は東北六県の中でも地味なイメージの県ですが、最近秘密のケンミンショーなどで紹介されていてユニークな食の数々に私の中では好感度が高い県です♪ その山形県の大石田町というこの町もまた地味な印象の町ですが、いろいろ聞いたり調べてみると、と〜っても由緒有る町なんですね。 お隣の尾花沢市は甘くておいし〜い、すいかの名産地であったり大正ロマンの香りが漂う銀山温泉で有名なところですが、なんといっても山形といえば『花笠踊り』 その花笠踊りの発祥地が尾花沢なんです。 が。 実はその隣町の大石田が本当の発祥地であるという都市伝説のような話もあるんです(^^) 「ほんとはヨ、大石田がヨ、花笠踊りの発祥地なんだズ」 ここ、あったまりランドで知り合った、地元のずんちゃん(おじいちゃん)から聞きました(^^) ※お孫さんがずんちゃんって言ってるように聞こえました 物知りのそのずんちゃん曰く 尾花沢と大石田は昔、相当仲が悪かったそうで、 「おばね(尾花沢)とおいすだ(大石田)やろこだ(児童たち)よぐケンカしたんだ」と。 それから、鉄道をひくときも争いがあって、結局、力のある大石田が勝って、人口の多い尾花沢市よりはるかに少ない大石田に停車場ができたということを誇らしげに語ってくださいました。 「ホレ、すんかんせん(新幹線)もヨ、止まるようになったべした」 なるほど、言われてみると、尾花沢市には奥羽本線が通ってないんですよね。 銀山温泉に行くときは大石田駅で降りてバスなりタクシーなりでいかないといけない。きっといろんなことがあったのでしょうね。 このずんちゃんからは、あったまりランドの中でいろんなお話をお聞きしまして、大石田についてはちょっとした薀蓄を語れるようになりました♪ 知り合いの『そば通』から大石田に行くといったら、大石田はそばが美味しいから食べてきてねと言われました。 大石田産のそばは、そば通の間では有名らしいですね。 大石田産そば粉100%、つなぎを入れないという十割そばをいただきました♪ そば通でもない私がいうのもなんですが、濃いそばのにおいが香ってこれがホントにそばって感じでした。 人のよさそうなずんちゃんからいろいろ親切にしてもらって、温泉であったまって、美味しい料理をいただいて、ホントに想い出深い大石田の旅となりました。
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