新雅

今日は心から街中華を楽しみたい気分で、東京チャーハンの四天王と讃えられる新雅さんに初めて足を運びました。夕方5時45分頃に到着したところ、すでに4人が並んでいました。私たちは2人で訪れたのですが、店内がカウンター席のみであるため、隣同士で座れるか少し心配していました。しかし、2人連れは隣同士で座れるように配慮してくださるため、安心しました。食券を購入後、並んでいる間に店員さんに渡すスムーズなシステムで、店内に入ると比較的すぐに注文が出てきます。

今回注文したのは、餃子、レバニラ炒め、チャーハン、そしてビールです。まずビールとともに提供されたメンマは、上品な味付けでおそらく手作りではないかと感じられます。次に、シンプルながら美味しい餃子、そして実は今回の一番の目的であったレバニラが登場しました。これまで食べたレバニラの中で最も美味しい一品で、オイスターソースではなく醤油ベースの味付けでしたが、それでいて決して濃すぎず、お酒もご飯も進む美味しさでした。レバーの臭みが一切なく、ニラやもやしがシャキシャキしていて、これぞ町中華の味わいです。

最後に提供されたチャーハンは、通常の1.5人前くらいの量で、ごろごろとしたチャーシューやナルトの刻んだものが入っていました。しっとりとした仕上がりで、食べ飽きることのない美味しさでした。一緒に提供されるスープは、煮干しや鰹節など魚介の味がしっかりとした本格的なもので、手作り感のあるキャベツやきゅうりの浅漬けもとても好印象でした。

このお店の素晴らしい点は、料理の美味しさはもちろん、お店のスタッフの方々の素晴らしい対応です。この手の老舗のお店は、時に少し無愛想なところがあるかもしれませんが、こちらの店長さんもスタッフの方も非常に優しく、店長さんはずっと鍋を振り続けており、その献身さには頭が下がります。

非常に素敵なお店で、また訪れたいと心から思います。