毎日デスクワークで、パソコンやスマートフォンに向かう時間が長い現代。
ふと鏡や窓に映った自分の姿を見て、「背中が丸まっているな…」「首が前に出ているな…」と、姿勢の崩れが気になったことはありませんか?
今回は、理学療法士の視点から、なぜ姿勢が崩れるのか、そしてその改善をサポートする方法についてお話しします。
1. なぜ「良い姿勢」を保つのが難しいのか?
長時間同じ姿勢で座り続けていると、体の中では特定の筋肉が縮みっぱなしになり、逆に別の筋肉は引き伸ばされ続けた状態になります。
ここで重要なのが、筋肉を包んでいる「筋膜」の存在です。
筋膜は全身をタイツのように覆っている組織ですが、動かない時間が長いとその形を記憶して硬くなる性質があります。
デスクワークの場合、特に「胸の筋肉」や「お腹の深層(腸腰筋)」が縮んで硬くなり、それが筋膜のつながりを介して、肩を前に引っ張り、背中を丸める原因となってしまうのです。
2. 姿勢が崩れることによる影響
姿勢が悪くなると、見た目の印象だけでなく、肩や腰への負担が増えやすくなります。
解剖学的な視点で見ると、頭の重さは約5~6kg。姿勢が崩れて頭が数センチ前に出るだけで、首や背中の筋肉にはその数倍の負荷がかかると言われています。
KINMAQ整体院伊勢崎宮子院では、理学療法士の資格を持つスタッフが、この「筋膜」のねじれや癒着に対して専門的なアプローチを行い、体が本来持っているスムーズな動きを取り戻すお手伝いをしています。
3. 自宅でできる!「30秒・胸開きストレッチ」
【大胸筋のストレッチ】
1. 壁の横に立ち、壁に近い方の肘を肩の高さで90度に曲げて壁につけます。
2. そのまま一歩前へ踏み出し、体を壁と反対方向へゆっくりひねります。
3. 胸の前の筋肉がじんわり伸びているのを感じながら、30秒キープ。
4. 反対側も同様に行います。
これを1日3回行うだけでも、巻き肩のケアに繋がり、呼吸がしやすくなるのを実感いただけるはずです。
「姿勢を良くしよう」と意識するだけでは、硬くなった筋膜が邪魔をしてしまい、なかなか定着しないことが多いものです。
「最近、姿勢が気になる」「セルフケアだけでは限界を感じる」という方は、ぜひ一度、KINMAQ整体院伊勢崎宮子院へご相談ください。