「最近、子どもが食事中に顎を痛がる」
「学生になってから、肩こりがひどいと言っている」
このようなお悩みはありませんか?実は、顎の不調と肩こりは、切っても切れない深い関係にあります。
当院では、理学療法士の資格を持つスタッフが、解剖学的な視点からお子様の成長期特有のトラブルをサポートしています。
なぜ顎と肩はセットで不調になりやすいのか?
結論から言うと、「筋肉の膜(筋膜)」と「姿勢」が大きく関わっています。
1. 筋膜のつながり
顎を動かす筋肉(咬筋など)は、首の横から肩、そして胸の筋肉へと「筋膜」という組織でつながっています。肩や背中がガチガチに固まると、その引っ張る力が顎の筋肉にも伝わり、顎の動きをスムーズにできなくさせてしまうのです。
2. スマホや勉強時の「巻き肩・猫背」
最近はタブレット学習やスマートフォンの普及により、頭が前に出る姿勢(フォワードヘッドポスチャー)の学生さんが増えています。頭が前に出ると、顎を後ろに引く筋肉に常に負担がかかり、結果として顎関節の違和感や肩こりを同時に引き起こしやすくなります。
当院では、単に顎や肩を揉みほぐすのではなく、根本的な原因となっている「筋膜」のねじれや硬さにアプローチします。
理学療法士としての専門知識を活かし、全身のバランスを確認。お子様一人ひとりの姿勢のクセを見極め、筋肉がスムーズに動く状態へ整えるお手伝いをいたします。成長期の繊細な体だからこそ、ボキボキしない優しいケアを心がけています。
お家でできる!親子で試したいセルフケア
顎の緊張を和らげるために、まずは「耳の上の筋肉」をほぐしてみましょう。
【側頭筋(そくとうきん)リラックス】
1. 両手の指の腹を、耳の少し上の「こめかみ」あたりに当てます。
2. 奥歯を噛み締めた時にピクピク動く場所を確認します。
3. そこを円を描くように、優しく30秒ほどマッサージします。
※強く押しすぎないのがポイントです。
ここがほぐれると、顎の力が抜けやすくなり、首から肩にかけての緊張も緩和しやすくなります。
お子様の顎の違和感や肩こりは、「ただの疲れ」と見過ごさず、早めにケアしてあげることが大切です。スポーツのパフォーマンス向上や、勉強への集中力アップのためにも、柔軟な体作りをサポートしましょう。