【筋膜が硬くなると起こる3つのこと】
筋膜が硬くなると起こること
1,各所の痛み
筋膜には、痛みを感じるセンサー(自由神経終末)が豊富です。
筋膜が硬くなる→筋膜層の滑走不全→組織間の摩擦、伸張性が低下→痛みのセンサーが働く
患者さんでよくみられるのが四十肩、腰痛、生理痛、肩こり、頭痛です。
2,痺れ
筋膜には血管が豊富です。筋膜が硬くなることで局所の血管を圧迫します。さらに、神経の滑走を阻害するため、神経の伸張性を失い痺れが生じます。→手首の血管を圧迫し続けると手が痺れてきますよね!
3、機能障害(筋力低下、可動域制限)
よく「筋肉がないから腰痛になる」と聞いたことありませんか?実はそれも筋膜が関係しています。
腹部周囲の筋膜に硬さができることで生活上での腹筋群(腹横筋、内外腹斜筋)の活動が減ります。
「では、筋トレすればいいの?」
答えはノー。そもそも筋膜に硬さがある場合は発揮できる筋力が低下するため筋トレをしても筋力としてつきづらいです。
今でさえ日本の医療機関では筋膜に対する概念がまだまだ乏しいですが、人間の身体の約30%を占めている筋膜にどれだけフォーカスできるかで未来の健康が決まると思います。
KINMAQ整体院 伊勢崎宮子院
