池

東京からMさんが出張で佐伯に来た
４０過ぎてガールズバーにハマる
おもろい方である

まずは寿司をつまみに腹ごしらえ
Mさんと寿司は初めて
彼が白身・青物・赤身で
酒を変えるのには感心？
私は日本酒の銘柄とか
さほどこだわらない
ただマグロは焼酎かな...

Mさん
「さすが港町　ネタがいい！寿司と女も鮮度だ！」とのたまう（冷）
ほどなくして
Mさん
「めじろんさん　そろそろ楽しいとこいかな〜い」ときました（笑）

「Mさん　ヴィンテージなガールズバーありまっせ！超熟ですが行きまっか？」

「お〜いいね！何年もの？？」

お腹も満たし話はまとまり
Mさんと「池」へ

寂しい新町通りを
Mさん興味深そうに眺めています
昭和５０年ごろは週末ともなれば
肩が触れ合うほど人で賑わっていたそうですが...

扉を開けるとそこに
古稀をむかえた往年のガールズが
にっこり迎えてくれました

「池」は
この地で４０数年
営まれている老舗のスナック
ママは新町の生き字引
興味深い昔話が聞けます

Mさん急に
テンション落ちました（笑）
しかし
そこは場を踏んできた大人！
ママの接客が
お気に召された様子
得意のカラオケ
熱唱につぐ熱唱でした

「めじろんさん　ワインも女も年月やで！」
「ワイン飲みにいこうぜ！」
またしても名言をいただきました

瓶ビールを４〜５本
焼酎数杯
お勘定は二人で５０００円
ママ　ごちそうさんです！

旅先のひなびた町で
一人ふらっと飛び込みで