みんみん亭

平日の夜18時頃に初訪問。

ここはラーメンをウリにしているお店のようです。
というわけで、迷うことなくシンプルに中華そばをオーダー。

ビジュアルはこれぞ中華そばと言わんばかりの美しさ。
ただし事前に軽く調べていたビジュアルと違います、めんまがない？

どうやらめんまが入っていたのはちょっと前までみたいですね。
後々もう一度ちゃんと調べてみると、一時を境に写真から消えているので、
めんまの評判が良さげだったので少し残念ですが、
本格的に醤油の味のみにフォーカスをあてたのだろうなと勝手に推測。

お店としても醤油の宣伝をかなり前面に出しているのですが、
食べたことの無いような醤油ラーメンというのではなく、
ラーメン全体の構成はとてもスタンダードなのでそこは理解して訪問した方がいいです。
また、完全なる昔ながらの中華そばというわけではなく、やや現代版にブラッシュアップされています。

スープを頂くと、本当にわずかにこってりとした優しい味です。
エッジが利きすぎた方向よりは、確かにお店のコンセプトとしては合っている気がします。



遠方から訪れるというより、地元にあればこってりしたラーメンが食べたいときにいいだろうなというお店だと思いました。


こちらのお店、なんの宣伝も無くこのラーメンを食べられたら、それもまた面白いかも。
醤油がどうこうという話を事前に見てしまうと、お客さんは「それは美味しいだろうなぁ」と頭の中で味を整理してしまう気がします。

そんなやり取りが生まれるのも、粋で面白い気がします
もし元々宣伝無くして提供されていたら...玄人には分かるお店、みたいになっていたのでしょうか？

出汁もあっさりとまとめているので、昨今の濃いラーメンがあわない、というような方には最適かも。
麺はちゅるっとして喉ごしがいいですね。やや固めかなと思います。
チャーシューは割と今時で、美味しいけどもっと昔ながら風に統一してくれたほうが個人的には嬉しかったです。
全体的に複雑なスープといえますが、おいしいですよ