鮨・割烹 かつ本 王司店

先日、山口県下関市王司にある「鮨・割烹 かつ本 王司店」を訪れました。昭和52年に創業し、地元で長年愛されているお店です。

店内は落ち着いた和の雰囲気で、個室も完備されており、ゆったりと食事を楽しむことができます。まず注文したのは「ふく刺し」。下関といえばふぐ料理が有名ですが、こちらのふく刺しは新鮮で透き通るような美しさ。薄造りにされたふくは、ポン酢と薬味でさっぱりといただき、その歯ごたえと旨味が絶妙でした。

続いて「くじらの竜田揚げ」をいただきました。南氷洋産のくじらを使用しており、外はカリッと中はジューシーで、くじら特有の濃厚な味わいが口いっぱいに広がります。また、「あんこう鍋」は冬季限定のメニューで、あんこうの旨味が溶け出したスープが絶品。野菜とともに煮込まれたあんこうは、ぷりぷりの食感で心も体も温まりました。

一品料理では、「むつみ豚の角煮」が特に印象的でした。とろけるような柔らかさで、甘辛いタレがご飯との相性も抜群です。さらに、「長州鶏の炭火焼き」は香ばしい香りとジューシーな味わいが楽しめ、お酒が進む一品でした。

ドリンクメニューも豊富で、地元の日本酒や焼酎が揃っており、料理とのペアリングを楽しむことができます。リーズナブルな価格設定も嬉しく、ついつい色々と注文してしまいました。

次回は季節ごとの旬のメニューを味わいに、友人や家族とともに訪れたいと思います。ごちそうさまでした。