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口コミ

アンチョビさん

広島風

4.00

投稿日: 2014/09/01

予算: ￥1,000

　昨年度と部署が変わっていないので、今年も夏恒例の自分で宿を選んで泊まれる１泊２日の出張に出かけてきました。駐車料金は手当に含まれないという何とも不条理な条件付きなので、駐車場無料の宿を探した所、宿内のレストランは登録されていたものの、宿自体はエキテンに登録されていなかったのでちょっと残念（食事の事前予約をしていなかったので朝食の利用もできず）。代わりにまだ投稿していない飲食店を１軒でも多く回ってみようと思い、こちらのお店で夕食を頂きました。
　私が学生時代にオープンしたお好み焼き屋だと記憶しています。恥ずかしながら、大学時代にパチンコ・パチスロを覚えてしまい、大勝ちしたときに友人を連れてここで豪遊したことがあります。サイドメニューも食欲に任せて頼んでいると、学生にとっては結構値段の張る額になってしまいましたが、どれも満足いく味だったと覚えています（パチンコもスロットも、遍路を始めてスパッと止めることができました。これも御利益でしょうか？）。今回は学生時代ぶりの訪問です。松山市の東環状線から東雲短大前に向かって伸びる道へ入り進んでいると右手にあります。
　店内は、４人掛け鉄板付きテーブルが２、カウンターが２、６人掛け小上がりが２？（敷居の向こうでよく見えず）ありました。
　関西風も広島風もある店で、広島風の喜左衛門スペシャル（１１００円）を注文しました。玉はそばとうどんから選べ、今回はそばにしました。広島風はカウンターの鉄板で大将が焼いた物を持ってきてくれます。１０分少々の待ち時間です。
　ちなみに喜左衛門というのは、愛媛県の昔話に出てくる四国を代表する狸の名前で、香川県の屋島の狸と並んで狸伝説の中では有名な名前だそうです。東予地方に喜左衛門狸の伝説が多く残っており、大将の出身地の有名なものとして店名にしたのかな？という気がします。
　そうこうしているうちに焼き上がり運ばれてきました。デフォルトでソース、青のり、鰹節、紅ショウガがかけられています。追加でマヨネーズやソース等、テーブルにあるものをかけていただきます。
　外側はそばを中心に構成されており、ふんわりとした卵と甘辛いソースがとてもマッチしています。食べ進んでいくと中央付近に具材が密集しており、豚肉・イカ・エビ・タコ・天かす・コーンが入っているのが確認できました。もちろんキャベツもふんだんに使われています。具材の大きさもしっかりとしており、シーフード好きにはたまらない一枚に仕上がっています。
　もう一軒はしごするつもりでしたが、思ったよりお腹がふくれたので大人しく宿へと戻りました。でも、満腹と言うわけではなかったので、＋１００円で大盛りにしておけば良かったなあ。
　結局、今回の出張で新規で訪問できたのはこちらのみとなってしまいました。来年もこの出張に来れるかな？でも、夏の間に心がポッキリ折れる出来事があったので、転勤したいなあ…。