天草旅行最後の食事に、友人が調べて予約してくれた
海鮮料理のお店へ。
お昼時でお客さんがいっぱい。
予約していたので、すぐに感じの良い個室に案内され、
おなかも空いて、期待でウキウキしていました。
仲居さんが入ってみえたのですが.......
この仲居さん、とくにかくそそっかしくて騒々しい。
出入りするのも襖をガタガタピシャーン!
(討ち入りかと思った。)
注文を取るにも注文書が見当たらず、
袂からくしゃくしゃの紙切れを取り出す、
注文したらしたで、何度も聞き間違える、
空いたお皿を下げようとすれば、
お湯のみをひっくり返しそうになったうえ、
集めたお皿を忘れていく.......
という具合。
『あわてんぼう』の見本みたいな人だねえ、と
笑ってしまいました。
で、やっぱりと言うか、出て来た料理が注文と違うのです。
違うと言うと、「こっちの方がグレードが上なんで。」との答え。
でも、内容が違うし、注文したものが食べたいのだ、と
一生懸命説明しましたが、
とにかく「こっちの方がグレードが上です。」の一点張りなのです。
結局、分かりました、もうこれでいいです.....と諦めてしまいました。
仲居さんは、「どうも、すみませんでしたッ!!」と
全然心のこもっていない一言とともに出て行きました......。
これにはさすがに笑えず、終始無言の食事となってしまいました。
もちろん味なんて分かりませんでした。
楽しくないと、食事って美味しくないんだなあ。
魅力的なメニューもたくさんあったし、
値段も手頃だったし、
店員さんがみんな、あわてんぼうではないだろうし、
決して悪くないお店なのだと思います。
お店の印象にとって、店員さんの応対が、
いかに大切かを痛感した食事でした。