口コミ
23時30分、ほぼ閉店間際に訪れたのは、オーナーと若者二人で切り盛りする、カウンターのみの小さなラーメン店。店内の雰囲気は、スナックを改装したかのような独特の空間で、真っ黒なカウンターが印象的でした。初めは野菜ラーメンを目指していたものの、鶏スープベースのカレーの誘惑に負け、ミニカレーセットへと変更しました。
提供された野菜ラーメンは、鶏の水炊きを思わせる濃厚なスープが特徴。野菜と鶏から抽出された出汁は絶妙な味わいで、コシのない歯ごたえの良い麺との相性も抜群。しかし、木屋町や祇園で味わう野菜ラーメンと比べると、どこか物足りなさを感じるのは、素面での訪問だったからかもしれません。
以前から知っていた、ラーメンにはブラックペッパーが合うというアドバイスを思い出し、探してみましたが見当たらず。代わりに見つけた味の素の容器は実はブラックペッパーで、これが意外な発見でした。しかし、酔っていない状態での食事は、やはりいつもと違った感覚で、酔っている時の方が美味しく感じるのかもしれません。野菜ラーメンと一緒に提供されたカレーは、この記事では詳しい味わいまで語られていませんが、ラーメンとのセットで提供されることで、ラーメン店ならではの新しい味わいの楽しみ方を提案しています。深夜のひと時を彩る、この隠れ家的ラーメン店は、その場の雰囲気とオーナーの人柄が大きな魅力。素面で訪れたからこそ味わえる、新たな発見と出会いがありました。また、酔って訪れた時とは違う、独自の美味しさを再確認する機会にもなりました。次回訪れる時は、また違った感覚で料理を楽しめるかもしれません。ごちそうさまでした。
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