ビジネス英語コーチングスクール

＜はじめに＞
　本講座は、海外ビジネスの疑似体験により、実戦で必要な“英語の運用力”を身に付けるビジネスパーソンにためのコーチング講座です。英語の習得には1,000時間掛かると言われますが、その様な学習時間を、ビジネスパーソンが仕事の傍ら確保する事には、多くの困難が伴います。　そこで、英語をビジネスの道具として使う事に絞り、デジタル・テクノロジーの時代に相応しく、AI(Google翻訳等のツール）を駆使し、人間にしか出来ない「話す」能力に焦点を当て、”実務での英語運用力” を獲得します。
　多忙なビジネスパーソンが、無理なく最後まで受講出来る様、マン・ツー・マンレッスン（対面またはZoomオンライン）と自宅課題レッスンを組合せた画期的なコーチング講座です。

＜疑似体験型コーチング＞
　海外ビジネスの現場に、たった一人で放り込まれると、英語力は飛躍的に伸びます。4月に海外赴任した時点で、日常会話がどうにか出来る程度の社員も、夏休み前には立派に英語でビジネス出来る様になっています。英語を使わざるを得ない切羽詰まった状況に3ヶ月も置かれると、人は変われるものです。この着想から生まれた、実戦ビジネス英語コーチングです。海外現地に赴任して、実際に起こるビジネスシーンを再現し、疑似体験する事で、短期間にビジネス英語力を身に付けるプログラムです。
　例えば、あなたが商社の社員で、いきなり海外に転勤になったとします。通訳も、英語が得意な部下もいない様な状況で、ある商談を指示されたとします。あなたは恐らく、次の様な段取りを踏むことになるでしょう。
（１）準備（商品説明、見積り等のプレゼン準備・練習）
（２）顧客訪問（商談）

商談が成立すれば以上で終わりですが、そう簡単には行かないのが普通です。例えば値下げを要求されたとしますと、
（３）上司への相談、値下げ許可の決裁
（４）再訪問の準備（再度の説明のプレゼン準備・練習）
（５）再度の顧客訪問（商談）→　商談成立
（６）上司への報告準備（報告内容の準備、報告の練習）
（７）上位への報告

　この一連のストーリーを再現し、疑似体験するのが実戦ビジネス英語コーチングです。上記の（２）（３）（５）（７）は、マン・ツー・マンレッスンで、あなたは商社の社員、講師が相手の顧客や上司役を演じます。（１）（４）（６）は自習ワークとして実施してもらいます。また講師は「職場で頼りになる先輩」や「相談できる同僚」として、コーチングの役割も担います。この例では、（１）～（７）を1.5週間掛けて行います。

　この様な疑似体験を繰り返す事で、海外に赴任した社員が短期間で英語力を身に付けるのと同じことが、あなた自身にも起こります。

＜ビジネス実務では英語は道具>
　ビジネス英語の目的は“ビジネスの成功”です。幾ら英語を上手に喋れても、ビジネスが成功しなければ意味がありません。我々ビジネスパーソンは、ビジネス成功に必要な英語の運用力（英語を道具として実務で使いこなす力）を、効率的に短期間でマスターする事を目指します。
　英語をマスターするには、読む、書く、聴く・話すの４つの能力をバランス良く身に付ける事が理想ですが、その為には、途方もない時間と努力が必要であり、それは我々の目指すものでは有りません。本講座では、限られた時間を「話す能力」に集中します。
　「読み書き」は本講座では重視せず、Google翻訳の力を借ります。Google翻訳を使っても、英語の読み書きの力を養う事にはなりませんが、“英語の運用力”としてはOKなのです。
　英語を「話す」「聴く」には、残念ながら王道は有りませんが、効率的に学ぶ工夫はできます。「話す」ことで「聴く」力は同時に養えますので、本講座では「話す力」に徹底的に注力します。「話す力」を重視すると言ってっも、ビジネスにとって本質的でない部分（正確な発音や、ネイティブらしい言い回しなど）は深追いしません。グロービッシュによる平易な英語表現で、意思を論理的に伝える力を鍛えます。
　英語を話すことで、同時に聴く力も向上しますが、本講座を通じて、ネイティブの話す速さに慣れ、英語特有のリエゾンなど音の特長を知ることで、聴く力を一層効率的に短期間に向上する事が出来ます。

＜コース概要>
　講座は、基礎編（15週間）と応用編（15週間）からなります。基礎編では、英語ビジネスにおける通常シーンを体験することにより、実際に遭遇しがちなシチュエーションに対応出来るレベルを目標とします。ここでの体験が、他のビジネスシーンでも広く対応できる基礎となります。
　応用編では、クレーム処理やトラブル対応などの高度なレベルを目指し、総仕上げとして、講演会でのス