サンタさんの思い出
私は小学校低学年の時に、サンタさんに頼んだプレゼントを
酔っぱらった父が持って帰ってきてくれたのを見て、
「そいうことか。。」と気がつきました。
時が経って、自分が結婚して娘ができると娘には色々と凝った演出を。
「サンタさんにお菓子を置いておいてあげれば!」と言って
朝起きてくる娘にプレゼントと、準備しておいたサンタさんからの英語の手紙を置いて、お菓子はサンタさんが食べたように演出。
時には「夜こっそり録画をしたんやけど、本当にサンタさんがきてたよ」と
スマホのアプリでサンタが室内にいるような合成映像をみせてあげたり。
そのせいか?
小学校の高学年になってもサンタさんの存在を疑う様子がなく、
年々こちらも疑問を感じるようになり、
妻にも「彼女はほんまにまだサンタさん信じてるん?」と確認、
「ひょっとして、サンタは信じてないけどプレゼントをもらうために信じている風を装っている?」
結局、小学校を終える年にこちらから「サンタさんからのプレゼントはもう今年で終わりやで」
と酷ながらもサンタ訪問終了の通告を。
そんな彼女も姉になり、自身はさんざんサンタからのプレゼントを享受したにもかかわらず、
ある日5歳年下の弟に「サンタさんなんかおらへんで」と放言、
当時まだ小学校低学年の弟は、これからまだまだサンタさんからのプレゼントをもらえる筈だったのに、
まさか姉からサンタさんはいないと突然に事実を告げられ、
パニックになったのか、自分の部屋にもどって、泣きながらビーチボールを蹴っていました