11月6日(水)おはようございます
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【本日はドゥケルバン(手の腱鞘炎)について】
ドケルバン病とは?
ドケルバン病とは、親指と手首(手関節)を繋いでいる2本の腱「①短母指伸筋腱」「②長母指外転筋腱」や、その2本の腱を覆うトンネルのような「③腱鞘(けんしょう)」が炎症を起こしている状態です
ドケルバン病の症状
1.親指を動かしたり(広げたり)、力を入れたりすると、親指側の手首が痛くなる
2.親指側の手首あたりが腫れる
3.酷くなると、力が入らなくなる
ドケルバン病を発症しやすい人:圧倒的に“女性”が多い
年齢別にみてみると、発症のピークが2回あるとされています
ピークその1:妊娠・出産時期:20~30代
・授乳や沐浴で赤ちゃんの頭を支える時など、親指を広く開く動作を頻繁にすることで、親指に負担がかかる
・妊娠・出産によるホルモンの関与
ピークその2:更年期:50代~60代
・閉経に伴うホルモンバランスの変化
・家事による手の酷使
原因
親指を使い過ぎ:ドケルバン病の一番の原因
親指に負荷をかけすぎることで、親指を伸ばすための腱(短母指伸筋腱)や広げるための腱(長母指外転筋腱)の表面が傷つき、腫れます
同時に、その2つの腱を覆う腱鞘も厚くなり、腱の通り道が狭くなってしまいます
女性ホルモンの変動:プロゲステロンの増加、エストロゲンの減少
女性に多い「ドケルバン病」ですが、その理由に“女性ホルモン”が関係しています
ドケルバン病になりやすい時期の一つ、妊娠・出産時期には、「プロゲステロン」という、妊娠の維持に必要なホルモンが通常期よりも多く分泌されています
このプロゲステロンには、2つの腱を覆う“腱鞘を収縮させる”という作用も持っていることから、腱の滑りを悪くする原因の一つと考えられています
一方、更年期の時期には、卵胞ホルモンとも呼ばれる「エストロゲン」が閉経に伴い、減少していきます
ドケルバン病のケア方法
保存的ケア
•患部の安静(添え木で固定する場合も)
•初期は患部のアイシング(慢性期は温め)
本日も皆さまのお越しを心よりお待ちいたしております
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