10月3日(木)おはようございます
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【本日はシーバー病(セバー病)についてです】
シーバー病(セーバー病、成長痛と言われる)
シーバー(セバー)病(踵骨骨端症)とは、オスグッド・シュラッター病などと並ぶ成長痛の代表の一つです
スポーツが大好きな少年、少女の大切な将来の可能性を奪ってしまう恐ろしい病気です
男女を問わずスポーツが盛んにおこなわれるようになった現在では、女子にも頻繁に発症するようになりました
オスグッド病は12歳から15歳で発症するのが一般的ですが、シーバー(セバー)病は、10歳くらいの、特に男子に発生するスポーツ障害とされています
成長途中の踵に繰り返し負担(ストレス)をかけ、運動によるアキレス腱の緊張が、最終的には骨の異常を起こさせる骨端症(骨の変形、異常)です
その痛みは非常に強く、疼き、ひどくなると歩行やランニングだけでなく、靴を履くことすらできません
それにもかかわらず、単に“成長痛”として、シップや電気施術のみで無責任に片付けられています
しかし普通に考えれば、人間が成長する過程で痛みを発生させる?
そんな理屈に合わないな話はあり得ませんよね?だったらみんな痛くなるはずです
なぜ同じ事をしているのに、痛み(成長痛)がある子とない子がいるのでしょう?
こんな当たり前のことをみんな考えないで正しい施術ができるでしょうか?
シーバー病のかかとの痛みは、実際に経験した者にしか分らない、辛く激しい痛みです
「子供だから大丈夫」だとか「大した事は無い」と言われる子供には非常に残酷な話です
(概念)
10歳前後の男子に多い
明らかな誘因はなく踵骨結節部に痛みを訴えて来院する
成因は繰り返されるアキレス腱の牽引力によって発生する
発育期の骨端に運動による
繰り返す小外傷が加わり、これに繰り返される強力なアキレス腱の牽引力が働き発症する
(症状)
疼痛の強い場合には、スポーツを控えさせて局所を安静にし、ヒールを高めた足底挿板を着用させる
予後は良い
(施術)
アキレス腱のストレッチングを行い、牽引力のストレスを軽減させる
また、踵部を補高し底屈を補助することにより牽引力を軽減することも出来る
カテゴリー別
日付別
概要
住所
北海道札幌市白石区東札幌2条5丁目11番22号