親不知観光ホテルは昭和42年に開業しました。
新潟県立自然公園の親不知の断崖絶壁にあり、標高約70メートルの日本海を望むロケーションに建っております。
親不知の名前の由来はいくつかございます。
一つには、波打ち際を通るとき、親は子を忘れ、子は親を顧みることが出来なかった事から
「親しらず 子しらず」だという。
一説には、平安時代後期、平清盛の弟 平頼盛は、平家滅亡後一人栄えたが、京童(きょうわらべ)の悪口に耐えきれず、所領の越後五百刈村へ退隠した。この夫を慕い
ここを通りかかった夫人が、2歳の愛児を懐から取り落とし、波にさらわれてしまった。
悲しみのあまり詠んだ歌が
親知らず 子はこの浦の 波まくら
越路の磯の あわと消えゆく
であった。それ以来、この地を 親知らずと呼ぶようになったともされています。
古lくは、聖徳太子が出羽の羽黒山に参る時、詠んだ歌が残っております。
よろずよと 波はたちきえ 洗えども
変わらぬものは 水茎のあと
その後、親鸞聖人がここを通りかかり詠んだ歌が、
水茎の あとも遠かれ 歌が浜
洗いながすは 八重の白浜
また、江戸時代 松尾芭蕉が 「おくの細道」の中で、越後の最西の宿場 市振で詠んだ句、
一家(ひとつや)に 遊女もねたり 萩と月
も 残っております。
そのほかにも 数多くの 文学作品に登場する 「日本の名勝」です。
席・設備・特徴・許認可番号
・座席:全12室 オーシャンビュー ツイン1室、トリプル1室、8畳和室1室、6畳和室1室、24畳和室(トイレ共同)1室、山側 和室6~11畳(トイレ共同またはトイレ付き)7室
・特徴:海鮮が美味しい