『なぜ学ばなければならないのか?』
昔ある教室に、次のような掲示物がありました。【大人が中学校時代に後悔していること、第1位】👉『もっと勉強すればよかった』
では、なぜ勉強するのか?「もっと勉強すれば良かった…」人間どれだけ頑張っても多少なりの後悔はしてしまうものですが、その後悔を少しでも減らす努力は誰にでもできます。例えば
、話をよく聞いて失敗しないよう心がける。それでも失敗した時には、次には同じ失敗をしないように人は考えるものです。そして、考えた末に自分なりの結論を導き出して行動するでしょう。もし君が、ちょっとした嘘をついたとします。そうすると次に君が取る行動は、"初めについたウソ"がばれないように、さらに"別の嘘"をつきます。やがてその繰り返しとなり、最初についた"嘘"までも"嘘"にしてしまわなければ収拾がつかないことになります。嘘をついた経験を通してあなたなら何を学びますか?
◉自分の嘘がばれなかったから、次もこの手を使おう
◉少しくらいの嘘だったからいいだろう
◉嘘を嘘で固めていくのはとても辛い、やはり正直でいるべきだったなあ
◉自分の弱さに気付き、嘘をついて悪かったと素直に謝ればよかったなあ…などなど。色々な捉え方があると思います。大事なことは、「成功/失敗したかどうか」ではなく、「そこから何を学ぶか」という事なのです。勉強をすることによって身につく「最も大切なもの」があるのです。それは、
1️⃣「集中力」
2️⃣「考える力」
3️⃣「情報を正しく読み取る力」です。
この3つの力をつけるために"義務教育"があるのです。この3つの力は将来何をするにしても役に立ちます。そしてもう一つ。人生は「選択」の連続ですよね。毎日毎日何かしらの「選択」をしています。今日はお肉にするかお魚にするか、半袖を着ていくか長袖にするか、すぐに宿題を済ませるか後回しにするか…
つまり、人生の大事な場面で自分で判断し、ベストな「選択」ができる人間になるための訓練。それが「勉強する意味」なのです。最後に、『勉強の大切さは分かったけれど、やってもできないんです…』という人がいます。本当にそうなのでしょうか?本当にやりましたか? "やったつもり"になった自分がいませんか??
『できない』のではなくて
『正しい方法でやっていなかった』だけなのです!