鍵善良房 四条本店

祇園の入り口辺りの祇園商店街にあるお店です。
享保年間に創業された、くずきりで有名なお店です。
吉野葛100％で作ったくずきりを、黒蜜や白蜜につけて食べます。
黒田辰秋作のケヤキの飾り棚などどっしりした調度類にも凝っていて、雰囲気が良いです。
水ようかんなどもあります。

週末なので混んでいるかなと思いつつ覗いてみたところ、空いていてスムーズに案内してもらてました。窓の向こうに見える景色が穏やかで落ち着く空間でした。メニューの種類は多くなく、くずきり、わらび餅、おしるこ、ぜんざいなどがありました。お値段が少し高めではありますが上品な味で美味しかったです。

秋になると思いだすのが、こちらの和菓子店の紅葉のお菓子です。
こちらのお店「鍵善良房」さんは、京都に江戸時代から続く老舗の和菓子店です。
お干菓子から羊羹、飴に焼き菓子、もちろん生菓子も様々な和菓子を種類豊富に手作りされているすごいお店なんです。
そのひとつひとつがいかにも京都らしい美的センスのよいお菓子で、京都土産にももちろん買って帰るのにぴったりですし、その場で京都の四季を感じながら頂くのもとてもきぶんが良いのです。
秋の頃のにでている紅葉の形をした上生菓子は、白あんを使って紅葉の紅葉を表現したグラデーションが素晴らしい一品です。販売コーナーのほかに喫茶コーナーもあって、店内で食べる事ができました。
お抹茶と頂くともう最高な一品でした。