「目覚ましを何度も止めてしまう」「朝がつらくて布団から出られない」――そんなお悩みを抱えている方、実はとても多いです。原因が夜ふかしだけではなく、自律神経の乱れに関係している場合もあるのをご存じでしょうか?
自律神経は「交感神経(活動モード)」と「副交感神経(休息モード)」から成り立っており、この切り替えがうまくいっていれば、朝はスムーズに目覚め、夜はぐっすりと眠れるというリズムが整います。ところが、ストレスや不規則な生活、スマホの見すぎ、夜ふかしなどが続くと、この切り替えがうまくできなくなってしまいます。すると、副交感神経(リラックス状態)が強く働いたまま朝を迎え、体も頭もスイッチが入らない…という状態になってしまうのです。
特に現代人は、夜遅くまで脳が興奮状態にあることが多く、自律神経のリズムが夜型に偏りやすい傾向にあります。その結果、「朝起きられない=怠けている」ではなく、「体のスイッチが入らない状態」が起きているとも言えるのです。
改善のためには、毎日同じ時間に起きて太陽の光を浴びる、寝る前はスマホを控えてリラックスできる時間をつくる、ぬるめのお風呂にゆっくり浸かるなど、自律神経を整える習慣が大切です。特に朝の光は体内時計をリセットしてくれるため、起きる時間を安定させるのにとても効果的です。
そして、どうしても疲れが抜けない、朝の不調が続くという方は、マッサージや整体などのケアで自律神経を整えるのもおすすめ。プロの手で緊張をゆるめてあげることで、心も体も自
