「自律神経が乱れているかもしれない」と感じたことはありませんか?
実は、自律神経のバランスはちょっとしたきっかけで崩れやすく、特にある特徴を持つ人は影響を受けやすい傾向にあります。
まずひとつめは真面目で責任感が強い人です。頑張り屋さんタイプの方は、自分の疲れに気づかず無理をしがち。緊張状態が長く続くことで交感神経が過剰に働き、リラックスできる時間が減ってしまいます。
次に多いのが、感情を内にためこむ人。言いたいことを我慢してしまったり、人に気をつかいすぎる傾向があると、知らず知らずのうちにストレスが蓄積し、副交感神経がうまく働かなくなります。また、不規則な生活習慣を送っている人も要注意。夜ふかし、朝寝坊、食事の時間がバラバラなど、生活のリズムが乱れると、自律神経のリズムも崩れてしまいます。特に、スマホやパソコンの画面を夜遅くまで見ていると、脳が興奮したまま眠りに入りづらくなり、睡眠の質も低下します。
さらに、気圧や気温の変化に敏感な人も、自律神経のバランスが乱れやすいタイプ。季節の変わり目や台風の前など、急な気候の変化に体がうまく対応できず、だるさや頭痛を感じやすくなります。
大切なのは、「自分はこういう傾向があるな」と気づくこと。
どんな人でも、無理をすれば自律神経のバランスは崩れます。だからこそ、自分のペースで心と体をいたわる時間を意識的に持つことが大切です。
自律神経は目には見えませんが、生活の中のちょっとした工夫で整えることができます。まずは今日一日、自分を責めずに少しだけゆるめる時間をつくってみてくださいね。
