新撰組が結成された当初、屯所(壬生屯所)になったのが八木邸です。
現在、八木邸は公開されていて、その敷地内にある鶴寿庵は、新撰組にまつわる和菓子やグッズなどを販売しています。
拝観料と、お茶と簡単なお菓子を頂くのに1000円がかかります。
八木邸は、新撰組隊士が過ごした当時の面影を残したままになっています。
学芸員の方が、幕末の時代背景、新撰組結成のいきさつや、近藤勇ら試衛館一派による芹澤鴨一派粛清のエピソードを話してくださいます。
芹澤一派粛清はこの屯所(八木邸)で起きており、格闘になった際の、鴨居に、振り下ろそうとした刀が刺さったといわれる跡なども残っています。
歴史好き、新撰組ファンにとっては訪れる価値のある場所だと思います。
近年は、新撰組を題材にしたアニメもあるようで、そこから新撰組に興味を持った人も訪れているようです。
また、2013年の大河ドラマも幕末〜明治初期が題材になっているということもあって、今年は一段と注目を浴びる場所になるんだろうと思います。
和菓子は、京野菜の壬生菜と粒あんのおいしい屯所餅や、羊羹、最中(新撰組にちなんで「誠最中」という商品名)などがおいしいです。