火屋

先日、三ヶ森の静かな住宅街にある焼き鳥店「火屋」へ初めて行ってきました。お店の前に漂う香ばしい炭火の香りに誘われるように入店し、店内はカウンター中心の落ち着いた雰囲気で常連さんも多く賑やかでした。

まず注文したのは定番のねぎま串と皮串。ねぎまは一口食べるとジュワッと旨みが広がり、炭火で丁寧に焼かれた香ばしさが絶妙。ネギのシャキッとした食感と鶏のジューシーさのコントラストが美味しくてすぐに二本目に手が伸びました。皮串は外側がパリッと、中はぷるんとした食感でタレの甘さが引き立ち、とにかくクセになる味でした。

次に頼んだのは砂ずりとぼんじり。砂ずりはコリッと歯ごたえがあって塩加減が程よく、お酒が進む味付け。ぼんじりは脂がのっていてとても柔らかく、炭の香りがしっかりと絡み合って上品な甘みが口の中に広がりました。

店主さんはとても気さくな方で、カウンター越しにおすすめの部位を聞きながらゆっくり食事を楽しめました。初めてでも居心地が良く、気兼ねなく焼き鳥を楽しめる雰囲気が印象的でした。

価格も130円前後からとリーズナブルで、一本ずつ丁寧に焼かれたクオリティを考えるとかなり満足度が高いです。どの串も炭火焼きの香りとタレ・塩のバランスが絶妙で、焼き鳥の魅力を改めて感じられた夜でした。

また必ず行きたいと思える、三ヶ森でおすすめの焼き鳥屋さんです。