【放課後等デイサービスについて】
放課後等デイサービスとは学校就学中の障害児(小学1年生〜高校3年生)を対象に、放課後や夏休み等の長期休暇中に、生活能力向上のための訓練等を継続的に提供することを目的にした通所福祉施設です。学校教育と相まって障害児の自立を促進するとともに、放課後等の居場所づくりを行います。
【発達障害について 】
発達障害は、自閉症や学習障害、ADHDなどを含む脳機能における障害です。発達障害は発達障害支援法において次のように定義されています。
自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害、その他これに類する脳機能障害であってその症状が通常低年齢において発現するものをいいます。
【発達障害の症状・特性 】
大きく分けて、発達障害は広汎性発達障害・学習障害・ADHDの3つに分類されます。
また、発達障害というと、自閉症やアスペルガー症候群といった用語をよく耳にしますが、これらは広汎性発達障害に属する症状のひとつです。発達障害の子どもはそれぞれの特性を併有していることも多く、同じ発達障害でも症状がバラバラなのが特徴です。
【発達障害の治療は子どもに合ったものを】
発達障害を根本的に治療するための薬はありません。
現在、病院等で治療として主に行われているのは、心理療法や行動療法です。例えば、コミュニケーションスキルを改善するためにロールプレイ形式で話し方を学んだり、対話の中で自分の行動の何が問題なのかを見つけ出して改善させる、といった治療が行われています。
【しんがくどうの療育方針】
しんがくどうでは、お一人おひとりの複雑な発達障害の程度や症状を理解するために専門職スタッフ(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・看護師・保育士など)による評価(テスト)と個別の療育プログラムを実践しています。