日本仏教文化研究所は、禅宗系大学に勤務する大学教員、大学院生によって令和の時代に創設された日本仏教文化に関する研究機関です。研究メンバーは、僧侶(博士)、法律家、心理学者、犯罪学者、医師、地質学者(仏教遺跡)、行政書士をはじめとするさまざまな士業など多領域の分野から構成されています。 およそ2500年前にゴータマ・ブッダ(仏教の開祖)によって始まった仏教哲学は時代を超えて多様な視点や考えかたを示唆する学問です。現代社会のなかで生ずる諸々の社会問題に対し仏教が果たすべき役割を考察し、仏教の叡智を令和の社会のなかで再確認し、もって社会に資するための研究活動を実践していきたいと思っています。具体的には、 日本仏教に関する多角的かつ比較的研究とりわけ仏教と現代社会がかかえる諸問題に関する研究、 研究報告を中心とした定期的出版物刊行、 インターネットによる情報の受発信、社会貢献活動の企画実施などの事業を当研究所では考えております。こうした活動にとり組み続けることによって社会の期待に沿うべく有意な研究成果を発信するとともに、新たな飛躍を目指して研究所のメンバー一同で邁進してまいります。どうぞ、ご指導、ご鞭撻を賜りますよう、こころからお願い申し上げます。