今年23年じゅうには65歳になる、そろそろ「おじいちゃん(これまではおっさん)先生」が独りで営んできた、小規模個人学習塾「進学ルーム’88」。名に冠するごとく1988年の開講で今春35年めを迎えます。小・中5教科、高校英・国・数・社。入試対策、共通テスト対策のほか、推薦入試や編入試験のための小論文対策も経験。大型塾やフランチャイズ塾では対応が難しい(需要が少ない)指導要請、ご要望にも可能な限り応えてきました。ご相談の上、最低1か月の「仮入室」を経て、生徒さん、保護者様ともご納得いただいてから本入室いただくという一貫した姿勢を守っています。新年度時間割は今後4月にかけて編成中も、(今年度例)教室開講日:火・木・土曜のお約束の時間、月・水・金にはZoomによる無料質疑や学習相談(指定時間帯にて)など、といった指導態勢で生徒さん、受験生諸君の勉強を応援してきています。コロナ世界になって3年、学齢期の子どもたちに、どんな学習環境をご提供するのが最適か?学校に通わなくても勉強を進めていけることに気づいた子どもたちは、同様に従来型の学習塾、予備校への通塾にも疑問を感じています。昨今はやりの「オンデマンド」ではないですが、学習も、生徒さんご家庭の「随意」の程度が、以前に増して問われています。しかし入試というものは、こっちの好きに…自由に受験できない「(試験という)相手に合わせて、なんぼ」(それでも、大学入試では試験日が選択できたり複数回受験できたりする(私大に多いけれども)のは当たり前に)というものなので、随意=わがまま勝手、というわけではないことを子どもたちは認識、自覚して、必要な忍耐や苦労を乗り越えやり遂げるといった経験を積まなくてはなりません。そうなればこそ、生徒さんご自身が納得、了解する目標設定や日頃の勉強の負荷、厳しさなどを当方とよ~っく!相談し擦り合わせて、生徒さんが自ら進んで課題の実行や問題の解決や改善、自身の受験に向けた学びの力=学習力の向上をはかり、自らを伸ばしていけるような塾の利用、教室時間の利用をはかっていかなくてはならないのです。そうでなくば、もしかりに志望高、大学の合格が果たせても、入学後自分を必要な学びに仕向けていけない、合格・入学して目標達成、あとは抜け殻みたいに…という入学後の日々にもなってしまいかねないのです。進学ルーム’88では、おじ(い)さん先生が男子、女子の別なく生徒さんの声を聴き、きちんと意思疎通をはかった上で、彼や彼女に当面の学習目標の設定、提示をし、毎週の教室時間を一方通行なだけの講義説明授業に終わらせず、必要な促し、働きかけ、課題の実行状況の確認と修正を頻繁におこないながら、学期ごと、季節ごとの学習状況の推移を確認し、ご家庭とも連絡を保ちながら、当面の目標とする試験や、やがて至る入試本番までを、しっかり生徒さんご自身の足で歩んでいっていただく、そういう指導となることを、開講以来標ぼうして、現在に至ります。