戸畑区に越して来て間もない頃にお店巡りをしようとネットで探して行ってみたお店です。
『キッチン』と英語の名前がついていますが、私の印象としては、どちらかというと小さな町の小さな『洋食屋さん』という表現の方がこのお店には合うような気がします。店の外から既にその雰囲気は十分にありますが、店内に入るとそこは昭和の世界。昔ながらのごく一般家庭にあったような食卓が並んでおり、どこか懐かしい、そんな感じの場所でしたよ。お昼のピーク時を外して行ったからか?私達の貸し切り状態でした。だからなのか?やたらと店主さんが話しかけて来てくれて、まるで田舎のおじいちゃんに会いに行った時のようなそんな雰囲気に包まれましたよ。途中で奥の厨房へ行ったかと思えば、鍋ごと持って来て『はいカレーを食べなさい』とオーダー以外のものまでいただいたり(笑)基本的に人と接するのが大好きな方で、だからとってもサービス精神が旺盛で、地域の人たちに長く愛されているお店なのだと思いました。小倉北区鳥町食堂街のだるま堂さんのように息の長いお店としてこれからもがんばっていただきたい、応援したいお店のひとつです。