山陽電鉄の舞子公園駅から北へ徒歩約3分、
舞子ホテルは大正8年に作られた歴史ある洋館で、
もともとは海運王と称される日下部久太郎氏が建てた迎賓館です。
当時は各界の名士たちがここに集まっていたということもあって、
その大正ロマンの溢れる外観や室内は見事なものです。
この地では有名なホテルで、気になる存在でもありますので
一度仕事の途中に見に行ったことがあります。
確かに外観は堂々としたもので、神戸北野の異人館風です。
松の木そびゆる日本庭園も凛とした趣があって、
ホテル内には和洋折衷の美の世界が広がっていました。
宿泊のほかにも結婚式やお祝いなどにも使用されている、
落ち着いた贅沢さが光る由緒あるホテルです。