11月26日(土)は三重県津市にありますセントヨゼフ女子学園高等学校・中学校に行ってきました。
三重県私立学校保護者会連合会主催の講演会です。
テーマは「自信と意欲を引き出すプラスの問いかけ」。
下の資料をもとにお話ししました。
<子どもに対するプラスの問いかけ、マイナスの問いかけ>
プラスの問いかけは子どもの考える力や主体性、意欲、能力を引き出します。
マイナスの問いかけは子どものやる気をなくさせ、関係を悪くします。
<子どもに対するプラスの問いかけ>
・ どうしたらいいと思う?
・ どうしたら出来るかな?
・ どうしたい?
・ どうして欲しい?
・ 何か手伝えることある?
・ それのいい所ってどこかな?
・ 違う見方できないかな?
・ 相手の立場に立ったらどう見える? ・ 何から始める?
・ どうしたら楽しく出来るかな?
・ 今すぐ出来ることって何かな?
<子どもに対するマイナスの問いかけ>
・ なんで~するの?
・ なんで~しないの?
・ なんで~したの?
・ もう宿題したの?
・ なんで怒らすの?
・ 何をしなければいけないの?
・ (悪い予想)になったら、どうするの?
・ どこを直さないといけないの?
・ ちゃんとしたの? わかってるの?
・ 何がいけないの?
・ 誰が悪いの?
プラスの問いかけは子どもの考えや気持ちを聞こうとするもので、このように問いかけられると子どもは、自分は大切にされている、認められている、愛されていると感じます。
このように感じるとき、子どもは自らの内に宿る『自己成長力』を発揮し、主体的・意欲的に物事に取り組んでいくようになります。
逆にマイナスの問いかけは、「なんで」と理由を聞いているようにも見えますが、子どもにしてみれば責められているとしか感じません。「なんで」と頭につくと後に続くのは嘆く言葉か責める言葉しかありません。結果、親子関係は悪化し、ますますやる気を無くさせてしまいます。
講演の内容を詳しくお知りになりたい方は
https://mbp-japan.com/hyogo/hasegawa/column/5124151/
もしくは
「三重県私立学校 長谷川満」で検索
