9月5日(日)は事務所からオンライン講演をしました。
テーマは「子どももおとなも自己肯定感を高める10の方法」。
主催は、はりまCAPリバ様です。
自己肯定感とは「自分はそのままで愛され、喜ばれ、価値のある人間であるという自分自身に対する信頼感」です。「そのままで」というのがポイントです。自己肯定感はそのままの自分に「OK」を出すこと。
そこにはダメな自分、弱い自分も許し受け入れる「自己受容」の心が根底にあります。
最初に「子どもの自己肯定感を高める7つの関わり」について下の資料を基にお話ししました。
1、幸せを受け取る(子どもの存在を喜ぶ)
2、そのままを愛する(変えようとしない)
3、子どもの善さを見る(尊敬する)
4、話を聴く(口を挟まず最後まで)
5、気持ちを理解しようとする(押し付けない)
6、信じて任す(管理者ではなく援助者になる)
7、弱さや欠点を受け入れる(許し合う)
子どもの自己肯定感を高める関わりとして大きく分けて次の3つがあります。
①「子どもの存在を喜ぶ」や「善さを見る」といったプラス面を見る(肯定)
②「そのままを愛する」というありのままを受け入れる(受容)
③子どもを信頼し任せていく(信頼)
こういった関わりができるためには親の自己肯定感も高くなければなりません。
では、具体的にどのようにすれば親である自分の自己肯定感を高めることができるのか。
次の資料を基に解説していきました。
<大人の自己肯定感を高める10の方法>
1、自分に対する要求水準をうんと下げる
2、我慢グセをやめる
3、支配的で口出しの多い親や友人と距離を置く
4、時には好き嫌いで物事を決めてみる
5、やりたいことは思い切ってやってみる
6、人と比べず、ありのままの自分を生きる
7、悪かった原因ではなく良くする方法を考える
8、人からほめられよう、認められようとしない
9、自分の素直な気持ちをそのまま伝える
10、子どものことは子どもに任せる
講演後、質疑応答がありました。
「不登校の我が子にどんな言葉をかけたら良いか?」
「子どもへの関わり方は頭では理解できるがそのように接することが出来ない」
などについてお答えしました。
