10月1日(水)は守口市役所会議室で市民対象の講演会がありました。
テーマは「思春期の子どもとの上手な関わり方 〜自信とやる気を引き出すプラスの問いかけ〜」。
< 思春期の子どもの特徴 >
1、 親に対して批判的になり、矛盾をつくようになる。
2、 あまりしゃべらなくなる。秘密を持つようになる。
3、 自分の部屋で過ごす時間が多くなる。
4、 友人関係を大切にするようになる。
5、 外見や能力、周りの目に敏感になり、劣等感を持ちやすい。
6、 親に対する言葉遣いや態度が悪くなる。
7、 言うことが日によって違う。感情が変わりやすい。
1、親に対して批判的になり、矛盾をつくようになる
これは精神的に、また知的に「批判する力」「矛盾がつける力」がついてきたんだと喜ばないといけません。
だから「偉そうに」とかの言葉で、せっかく芽を出しかけている子どもの論理力や批判力を潰さないようにしてください。
2、あまりしゃべらなくなる。秘密を持つようになる。
思春期の子どもは辛いことや苦しいこと、好きな異性や自分のコンプレックスなど言えないことが多いのです。
その言えないことを尊重して無理に聞き出さないことが大切です。
3、自分の部屋で過ごす時間が多くなる
こういう時はそっとしといてあげるのが愛情です。
中にはこういう様子が全くない子もいますが、それはそれで構いません。
思春期は本当に個人差が大きいです。
4、友人関係を大切にするようになる
親離れするためには友人の存在は不可欠です。
心を許せる友人がいるから、親から離れることができるのです。
友人を大切にするようになるのは親離れの準備とも言えます。
5、外見や能力、周りの目に敏感になり劣等感を持ちやすい
これは思春期あるあるですね。
ですから兄弟や親戚、同級生と比べない。
子どものいいところを見る。
ということが大切です。
6、親に対する言葉遣いや態度が悪くなる
大体18歳になったら自然に直るので、それまではあまり目くじらを立てずに好きに言わしときましょう。
7、言うことが日によって違う。感情が変わりやすい。
この時期の子は言うことが日によって違います。
感情が変わりやすいです。
ですからあまり真に受けず「そうか」「わかった」と軽く受け止めるようにしてください。
